キーケースに使ったアリゾナが余っていたので、久しぶりにiphone SE用のケースを作ってみました。
まずはコールドモックにピンを打つ土台を養生テープで貼り付けます。
土台は2mmの床革を4枚貼り合せています。
革を10分ほど水に浸けます。
余分な水分を軽く拭いたら、貼り付けた土台にピンを打ちながら釣り込んでいきます。
インスタでも聞かれたんですけど、今回はあまりもんを使っているので革の厚みは少し薄めの1mmです。
個人的には1.2mmくらいの厚みがある方がいいような気がしますね。
釣り込む時に破ける心配がないのと、ケースとしての耐衝撃性能という意味で。
もちろん、握力に自信がある人はもっと厚みのある革でもかまいませんw
釣り込むコツなんですけど、まずはしっかり固定しながら角に革を当てて革を伸ばすように引っ張ります。
伸びた部分をヘラか何かで押さえつけながらピンで固定してください。
あとは菊寄せのように細かく革を寄せて、また強く引っ張ってピンで固定。
革が伸びた分だけ平らな面ができるはずです。
完全に乾燥するまで待ってから粗裁ち。
細かく切り抜くのがダルいんで、ライトニングケーブルやらイヤホンジャック周りは、ばっさり大きく開けました。
ここで乾燥が甘かったり、革の質的に元の形に戻ろうとする力が強いと切り抜いた下の部分が外側に開きます。
要するに、下の方だけちょっと寸足らずになるので、下の方に向かって幅を広めに切り出しておくと後々調整しやすいです。
カメラ穴の開け方なんですが、まず100均なりのケースのカメラ穴を使って写真のようなカメラ穴にピッタリ嵌るサイズの革を用意します。
コールドモックに100均ケースを被せて、カメラ穴に革を接着。
100均ケースをはずして、粗裁ちした革を被せます。
指でカメラ穴に貼り付けた革の位置を確認しながら、100均ケースをピッタリあてて銀ペンで罫書きます。
位置合わせ用の革をはずして、カッターでそーっと切り抜きます。
丁度いいポンチがあればクオリティが上がると思います( ´ω`)
サイドの穴も同じ要領で開けてみてください。
本裁ちからの、コバを磨いて完成でーす!
カメラ穴のコバだけは黒く染色しています。
撮影時、余計な光が邪魔しないように、という意味です。
元々シボもほとんどなく、傷が少しあった部分なんですが、まあまあ綺麗目に仕上がったかしらん。
→iphone5用自作革ケース その2
→iphone5用自作革ケース その3
→iphone5用自作革ケース その4
→iphone6用自作革ケース その1
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